圧縮陳列のドンキホーテと大原孝治氏

圧縮陳列と言う言葉をご存知でしょうか。狭い場所に数多くの商品を陳列する、天井に近い場所まで商品を山積みするなどのイメージを持つ人も多いと言えましょう。こうしたお店の中では色々な商品があるので、お店に行くとなぜかワクワクしてしまうと感じる人も多いのではないでしょうか。省スペースに商品を積み上げている圧縮陳列は、モノを探す側にとっても、商品を陳列する側にとっても一見すると非効率に思われがちです。しかし、迷路やジャングルのような導線を作り出せる、顧客を特定商品へのアプローチが出来るメリットもあるわけです。さらに、買い物する側にとって、こうした導線は買い物楽しさが倍増する、お店の中に滞在する時間も長くなるなどの効果も期待が出来ます。

滞留時間を長くすることは、買い物する衝動、訴求力を求めるのにも最適な環境づくりとも言えるわけです。圧縮陳列は大原孝治のドンキホーテが有名ですが、こうした陳列方式は創業者が考案したものではありますが、大原孝治氏も創業者と同じ考えの下で斬新とも言えるビジネスモデルを遂行し続けた人物と言えます。普通のお店にはない魅力がドンキホーテにはある、このお店に行けばなんでも揃うなど、お店のイメージを作り出しているのも特徴的です。ちなみに、総合ディスカウントストアに分類が行われているお店ですが、ディスカウントとは値段が安いことを意味し、総合とは幅広いジャンルの商品を取り扱うなどを意味します。

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